就活の準備はいつからやるべき?

皆さんこんにちは!

前回は大手予備校の将来性を比較してみました。今回は、学生の将来を大きく左右する、就活について書いてみたいと思います。

 

さて、就活の準備はいつごろから始めるのが正解でしょうか。おそらく一番多く返ってくる答えは、「大学3年の夏休み」あるいは「大学3年の冬休み」でしょうか。

実はこの問「就活の準備はいつから始めるべきか」に対する答えは、

この問いに初めて直面した時 

です。そう、この記事を読んでいるあなた、まさに今、これからです!!この答えの意味は、エントリーシート提出の期限が、半年とか一年に迫っている時点で、まだ何もしていないのは遅すぎる!ということです。そして就活の準備に、早すぎるということは全くないのです。

なぜ就活の準備をするのに、早すぎるということがないのか。その理由について以下考察していこうと思います。

そもそも就活の準備とは何か!?

まず、この問い「就活の準備はいつから始めるべきか」における、就活の準備とはいったいなんでしょうか。一般的に就活準備というと、
「自己分析」
「業界研究」
「職種・企業研究」
「インターンシップ」
「エントリーのための準備」
ということになります。
これを大きな流れで考えてみます。まず自分はどういう人間で、将来どういう生活をしたいのかということを分析します。そして世の中の業界の動向を探り、研究をします。そして業界の中から将来性があり、自分にとって面白いと思える業界を選びます。選んだ業界の中から、具体的な職種や企業を研究し、インターシップなどを通して実践していくことで職種、企業を選定します。そして実際に企業にエントリーするための、書類や試験、面接等の準備をすることになります。

この中で就活の準備として難しいのはどれかというと、「業界研究」、「職種・企業研究」ということになります。その理由を順に追ってみたいと思います。

大卒の離職率

まず就活の失敗を顕著に示しているのが、離職率です。

平成25年3月に大学を卒業した人の3年以内の離職率は、厚労省のデータによると、31.9%です。つまり10人いたら、採用から3年以内に3人もの人が離職するということです。研究して知り尽くしたような職業を、3年足らずでやめてしまうというのは基本的にはないわけで、やはり職業研究の段階で大きな間違いがあったといっても過言ではないでしょう。

将来なくなる職業

そして忘れてはならないのが、将来なくなると言われている企業についてです。野村総研が2015年12月に発表した推計によると、10~20年後に国内労働人口の49%にあたる職業が、人工知能やロボットで代替されるということです。つまり自分が目指している職業が、10年後にはもう存在していない、ということが普通にあるわけです。今人気がある職業だから大丈夫だろう、という単純な気持ちで就職すると、10年後思いもよらず職がなくなってしまうなんてことも実際にはあるでしょう。こうして考えてみると、就活の準備の「業界研究」においては、業界の特徴や面白みなどという点だけでなく、業界の将来性に関しても客観的に分析する必要があります。

客観的にというのがとても大事になっています。なぜなら自分が長年従事しているような職業について、10年後にはなくなってしまうと提言して、それを親切にも教えてくれるような人はいないからです。もし自分が社会人であったとして、自分の職業が10年にはなくなってしまうと気づいてしまった場合を考えてみてください。どうするでしょうか。確信をもっていたら、すぐに転職するのではないでしょうか。あるいは、自分の仕事がまさかそんなことはない、と信じて思い直すのではないでしょうか。つまり10年後になくなるであろう職業について、確信をもってなくなると誰もが明言するようなことはないのです。そのため、業界を選ぶ段階では、そうした信用できない雑多な情報に惑わされることなく、冷静かつ客観的に、自分の信じる分析において決定するべきなのです。

そう考えてみると、世の中に出回っている情報をただ鵜呑みにして業界を決定することは大きな間違いであり、時間をかけて堅実に自分自身の判断において業界を分析する必要があるわけです。

多様な企業

企業に関して言えば、JPXのデータによると日本で上場している企業数は、3500以上となります。もちろんそれら全てを同様に吟味するわけではないですが、たとえ1日1社調べたとしても1年近くかかるわけです。これは上場企業だけですので、実際にはもっと幅が広がりますし、ベンチャーなど新興企業も考えれば本当に多様な企業が存在するわけです。それに考えて見てください。特に大企業などを考えれば、数十年とかそういう規模で歴史を刻んできたわけです。そんな紆余曲折を経て大きく成長してきた企業を、一日やそこらの見解で適当に判断してしまうのはいくら何でも傲慢ではないでしょうか。学生たちにとっては、自分よりも2倍も3倍も長く生きぬいてきた企業なわけで、もちろん第一印象で大きく判断できることもあるでしょうが、企業を細かく比較していくという段階までくれば、それ相応の情報収集と分析が必要不可欠となるでしょう。数か月で本当に充分な企業選びができるというのは完全に嘘です。

また、業界における企業の立ち位置ということもあります。例えば同じIT業界を考えてみても、数年で買収・合併、あるいは倒産にいたる企業もあれば、数年で大企業に成り上がるような企業もあるわけです。そうして考えると企業選びにおいて、その企業の将来性をどれだけ推し測ることができるか、という点がいかに大事かを気づかされます。企業のトップはどうか、経営方針はどうか、 社員の労働環境やシステムはどうか、グローバル化に対応できているか、などなど評価すべき点は山ほどあります。そうした項目をしっかり見極めていくことが、就活成功への大きな鍵となることは間違いないでしょう。

半生を過ごすかもしれない企業

ああだこうだと、就活の準備がいかに大事であるかということを書いてきたわけですが、改めて強調しておきたいことがあります。それは、就活で決めた職業は、自分の半生を過ごすことになるかもしれない企業だということです。気に入らないからすぐ転職します、というのがなかなか難しい日本においては、新卒で決めた企業に半生を捧げるということは非常に多いのです。そんな企業を、たった数か月間の、取るに足りない情報と、なんとなくのノリなどで決めてしまっていいのでしょうか。そんなわけはありませんね。

就活の準備に早すぎるということはありません。「周りだってまだ何もしていないから大丈夫」、その情報は一番信用できない情報です。自分の考えることを信じて突き進んでいきましょう。業界や企業の将来性はどうなのか、自分が本当に望んでいるものは何なのか、それをじっくりしっかり考えて就活に臨んでいきたいですね。

これまでの主要な記事一覧↓

ソフトバンク、そして日本の企業体質はいかに

教育大変革の時 ~Part1 日本の詰込み教育~

教育大変革の時 ~Part2 大手予備校の将来性比較~

文化的商売に根差した日本のハロウィン

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